[vol.781/2015年5月3日]
サトイモ科・ミズバショウ属/多年草/草丈~80cm/開花4~5月
カムチャツカ半島、サハリン、ウスリー。日本では、北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布。湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これは花に見えるが仏炎苞と言い葉の変形したも。「夏の思い出」で歌われているが、実際に尾瀬沼でミズバショウが咲くのは5月末ごろ。標高の高い尾瀬では雪どけ時期の6月上旬頃に咲くため夏のイメージがある。名の由来は、芭蕉布の材料に利用されるイトバショウの葉に似ていることに由来する。
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