2011年11月30日

2011.11.31.うらがんざわ渓流釣り場_1

納竿・うらたんざわ渓流釣り場で

 
Sさんがドイツから帰ってきたので、今シーズン最後の釣りに誘った。とは言え何処の釣り場も先月で禁漁になっている。で、管理釣り場に行くことにした。相模川支流、道志川に清流をそそぐ神之川の最上流部にある「うらたんざわ渓流釣り場」である。今日はSさんのタントで出発。ドイツのみやげばなしを聞きながら、話も弾みあっという間に釣り場に到着。受付に寄り釣料金4,000円を払い赤いリボン(入漁券)をもらう。釣場は全長1.5km、3つのエリアに別れてる。①下流のフライ専用、キャッチ&リリース区間。②中流のフライ・テンカラ&ルアーのカップル、ファミリー向け区間。③上流のフライ・テンカ、キャッチ&リリースの自然派区間の3区間だ。
午前中は②中流区間で釣ることにする。釣り始め早々フライのSさんが40cmのニジマスを釣った。その後、大物を取り込む時に竿を石にぶつけ折ってしまったらしい。Sさんはテンカラ竿に換える。テンカラでも次々と大物を釣り上げていた。ぼくは、以前自作のルアーをいくつか作っていたので、それを試してみることにした。このルアーは、渓流用として売られているミノーのサイズよりひとまわり細身だ。軌道も見やすく予想外に自然な動きをしてくれた。 目には見えない流れに乗って移動して行く。 流れの早いところを通過する時は沈み込み、緩い所に移動するとナチュラルな感じで浮き上がってくる。ロットでアクションもつけない。ラインにもテンションをかけないで自然に泳がせた方がいいようだ。そんなやり方で、35cm、30cmイワナ、28cmヤマメ、38cmニジマス……をたてつづけに釣ることができた。もう処分しようかと思っていたルアーに、こんなに反応があるとは、予想もしていなかった。ルアーを色々試しているとあっという間に時間が過ぎた。Sさんに「食事にしませんか」と、声を掛けられた時にはすでに2時を過ぎていた。

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この釣り場は、食事が出来るスペースがあって、湯沸かしポットにはお湯がすでに沸かしてあり、電子レンジまである。ありがたく使わせてもらい、ドイツのみやげ話の続きを聞きながらのんびり、温かい食事をすることが出来た。あたりは少し紅葉している。天気予報通りの小春日和である。食後の紅茶を飲みながら心地よい時間が過ぎる。気がつくと既にに4時近い。食後はテンカラで上流のフライ・テンカ、キャッチ&リリースの自然派区間を釣り登る 。Sさんは相変わらず次々と釣り上げている。ぼくのテンカラには、魚くんが食いついてくれない。毛鉤を見にはくるけれど、スーッとそっぽを向いて行ってしまう。さっぱり釣れない。まだまだ未熟。
あたりは薄暗くなり、毛鉤もよく見えなくなって来た。Sさんが何匹かキープして帰るというので、ファミリー向け区間に移動した。Sさんは40cm近いニジマスをキープ。ぼくも、テンカラでやっと38cmのニジマスを釣ることができた。薄暗くなった群青色の空には綺麗な三日月がクッキリと輝いている。今シーズンの月例会を終了。
少し冷えてきた。帰り温泉に寄ったが「しばらくの間だ臨時休業」の看板。残念、帰途につく。

シーズン中怪我もなく、気持ちのいい時間と空間に身を置けた事に感謝。Sさん、来シーズンもよろしくおつきあい下さい。
 

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