みつまた(三椏)Edgeworthia chrysantha

316.mitsumata_03

[vol.316/2014年1月23日]

 
ジンチョウゲ科/ジンチョウゲ属/落葉低木/1〜2m/花:3〜4月、実;6〜7月
中国中南部、ヒマラヤ地方。江戸時代初期に渡来。花芽は、ちょっと不気味な、不思議な形。花は、蜂の巣がぶら下がったような形。枝が3本ずつ分岐するのが名の由来。樹皮には強い繊維があり、和紙の原料になる。しわになりにくく高級で、また虫害にもなりにくいので、1万円札などの紙幣や証紙などなど各種の紙とその原料として幅広く使われている。

   春されば まず三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあらば 
   後(のち)にも逢はむ な恋(こ)ひそ 吾妹(わぎも)」   柿本人麻呂

   花言葉:強靱、意外な思い、壮健、永遠の愛、肉親の絆
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