▲S さんが釣った27㎝のヤマメ。(30㎝のリリースボックスを使用。)
梅雨明けまじかのシオ沢
梅雨入りしてから、空梅雨が続いている。目的地、後山川・塩沢へ向かう途中の奥多摩湖の水位を見てビックリ。従来の水位の跡から6〜7m位下が現在の湖面である。湖底が露わになっているヵ所もある。
今日は梅雨入りしてから久しぶりの雨模様である。場所によっては豪雨、雷雨、土砂災害の注意報がでている。奥多摩湖にとって恵の雨になると良いのだが…? 後ろ山川沿いの登山道に入ると、ここは雨が降った様子が無い。川の水量を覗き見ても、けっして多くはない。今日入る沢は小さな沢である。水量が少なければ釣りにならない。
▲空気も、音も、緑も、風も、心地よい釣り場の一日。登山道からみる本流
本流と片倉沢の出会いの車止めのある駐車スペースには、既に5台の車が止まっている。釣り客はそのうち何人か? 支度を済ませ、登山道を歩き始め10分程すると、一人の釣り師が降りてくる。声を掛けられた。「シオ沢は全然駄目だったよ。次の橋から本流の入った方が良いと思いますよ…。」と言われた。今までに本流に入ったことが無かったので、それも良いかと思い。言われた通り本流に入渓する。第一投で小さいがイワナがヒットする。しかし、その後はサッパリ。1時間ほどで通らずになったので、一度登山道に戻りシオ沢に入渓。
シオ沢は意外にいつもより水量があるようだ。釣り初めの頃は15㎝足らずの小さなものばかりだったが、しばらくして、Sさんがドライフライでたてつづけに27㎝のヤマ、23㎝のイワナをヒットさせた。その後は20㎝に満たないもの数尾をキャッチ&リリースするのみ。4時少し過ぎ納竿。めこいの湯に浸かり、帰途につく。
▲▼Sさんが釣った元気なイワナ。リリースボックスの中でも反転を繰り返す(23cm)