▲木枠の下の赤いドットは5㎝間隔に入れたあり尺岩魚まで計測出来る。
3年ぶり、アマゴに会いに
今回は3年ぶりの一之瀬川・支流竜バミ沢へ行くことになった。
中央高速を上野原で降り、最初のコンビニで食料と遊漁券を購入。ネットを調べてみると入漁券をコンビニの端末を使って購入出来るようになったことがわかり、さっそく購入をしてみる。丹波川漁協の遊漁券は購入が不便だったので、コンビニで購入出来るのは大変嬉しい出来事であった。
おかげで現場にも思ったより早く到着。と言っても10時少し過ぎていた。釣り師の常識では考えられない遅い時間からの渓流釣りであるが、我々は、のんびり沢を散歩でき、あわよくば1〜2尾の魚が釣れれば充分?。釣りの後にゆっくり温泉につかり、入浴後にコーヒー牛乳を飲んで帰途につくパターンである。
石南花橋わきに駐車し、竜バミ沢へ向かう。以前は橋の下、一之瀬川に降り、竜バミ沢との出会い、2段の滝上から竜バミ沢へ降りるか、2段の滝下から一之瀬川左岸に渡り沢脇の踏み後を進み、竜バミ沢精錬の滝上に出る方法であったが、今回は石南花橋わきの踏み後を辿り小さな沢を北上することにした。初めての道で何の情報も無いままiPhoniにインストールした無料アプリ「DY GPS」に取り込んだ地図を頼りに20分ほど登っていくと木橋を発見。東の方向に登山道が続いている。竜バミ沢の方向である。その道をちょうど等高線を辿るように進むこと1時間、竜バミ沢の沢音が近づいてきた。20mほど右下に沢が見える。登山道は先へ続いている。GPSを見るとどうもこのまま進むと滝上に出てしまいそうである。滝上に出ると帰りがめんどうである。以前、出会いから弥惣小屋ノ滝までは釣り登ったことがある。出来ればこの滝下の出来るだけ下流に降り立ちたいので、登山道を進まず。ここで沢に降りることにした。11時少し過ぎていた。支度を済ませ、ぼくが先行して竿を振り込もうとしたその時、2人の餌釣り師が上から降りてくるではないか、ガックリ。ま、ウイークデイとは言えこの時間である。よくある話だ。
2人とも年かさ70前後であろか少し話を聞いてみると、小さなものばかりで駄目だったと、人差し指と親指をCの字にかざした。それでも20cm強のアマゴをキープしたと自慢げに見せてくれた。
久しぶりに竜バミのアマゴに期待を膨らませていたが、一気に萎んでしまった。「気を付けて」と声を掛け合い釣り師を見送った。気を取り戻し最初の落ち込み脇に一投を投じると思い通りに20cm弱の小さなアマゴではあるが掛けることが出来た。その後はチビばかり5尾ほど、20cm弱を1尾の釣果に終わった。帰りは川通しで一之瀬との出会い2段の滝まで下り。一之瀬川を石南花橋まで釣り登ったが反応はなし。5時少し過ぎ納竿。
めこいの湯へ向かう。6時10分入り口に立つと。今日の営業は6時受付で終了しましたとある。ガックリ。釣果無し、温泉無しでは悲しすぎる。それでもなかに入って。「8時までじゃ無いんですか?」と尋ねてみると、丸顔の優しそうなお姉さんが「今の時期は6時受付終了で入浴は7時までなんです〜」と申し訳なさそうに言う。残念そうに時計を見ながらしばらく立ち尽くしていると、責任者らしい年配の男性が出てきて、「7時までに出ていただければ良いですよ」と言ってくれたので、ありがたく湯を頂戴することに…。けっこうゆっくりと湯につかることが出来た。ゆったりとした気分で帰途につく。