[vol.471/2014年6月27日]
ユキノシタ科/アジサイ属/落葉低木/樹高1.5m/開花6~7月
本来の紫陽花は、唐の詩人の白居易(はくきょい)が命名した別の紫の花のことで、平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が、今の漢字をあて、その誤用がひろまったものといわれている。数百種あるとも言われる園芸品種は、もともとは日本に自生するガクアジサイやヤマアジサイの原種から作られた。花の色は土が酸性かアルカリ性かによっても変わる。酸性土壌 では青色っぽくなり、アルカリ性土壌では 赤色っぽくなる。しかし、色は土によるのではなく遺伝的に決るという説もある。
▼額紫陽花 Hydrangea macrophylla f.normalis
▼隅田の花火 Hydrangea macrophylla f. normalis Sumidanohanabi