冬のすいかずら(吸葛・忍冬)Lonicera japonica

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[vol.667/2015年1月9日]

 
スイカズラ科/スイカズラ属/常緑つる性/花:5〜6月
スイカズラは春に特徴有る花を咲かせる。名の由来は花の蜜をこどもたちが吸ったところから吸葛の名前がついたとも言われる。開花前は淡紅色、開くと白くなり、開花の翌日には黄色になるので、金銀花(きんぎんか)、冬でも堪え忍んで葉を付けているという意味で忍冬(にんどう)という名もある。乾燥させた葉はお茶に、花は酒の香りづけに使われる。花の香りは夜に一層濃くなる。夜の虫を引き寄せるためなのか? 写真はエンジ色に紅葉した冬のすいかずらの葉。

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