からすのえんどう (烏野豌豆)Vicia angustifolia

014.karasunoendou_1

[vol.014/2013年3月27日]

 
マメ科/ソラマメ属/越年草/草丈:30〜90cm/開花:3〜6月
日当たりのよい草地や土手などでよく見られるつる性の草。春、若芽を天ぷらにするとおいしいらしい。実は熟すと黒くなることから、黒=カラス、との連想で「烏」の名がついたようだ。黒く熟した実は、時期が来ると自然にはぜて、中のタネを外にはじき飛ばす。飛ばすときは実がねじれるようにはぜて、タネを遠心力で遠くに飛ばす仕組みをもっているようだ。葉の先が矢筈状にへこむことから、矢筈豌豆(やはずえんどう)とも呼ばれている。

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