はなかいどう(花海棠)Malus halliana takashi tanabe / 2014年4月12日 [vol.395/2014年4月12日] バラ科/リンゴ属/落葉小高木:5〜8m/4〜5月 中国原産。江戸時代初期に日本に渡来した。それより前の15世紀に渡来。実の大きな実海棠に対して、花が美しいので花海棠と命名されたようだ。花の色がとても美しく、開花前の、赤いつぼみが垂れ下がる様子はとても個性的で、その姿は、さくらんぼに似ている。中国では、牡丹とともに最も愛好され、美人の形容に使われる花木である。夏目漱石の「虞美人草」にも登場する。