くり(栗)Castanea crenata

くり(栗)Castanea crenata (2)

[vol.949/2015年10月18日]

ブナ科/クリ属/落葉高木/樹髙:17mほど/開花:5〜6月、実:9〜10月
ブナ科植物は風媒花だが、クリやシイは虫媒花である。ブナ科植物の果実の総称はドングリとよばれるが、それとは区別され、くり、または栗のみとよばれる。栗は縄文時代の遺跡である三内丸山遺跡(青森県)から数多くの栗が出土している。名の由来は果皮の色が黒いことから「くろ」が転じたとする説、「クロミ(黒実)」の短縮とする説、落ちた実が石のようであることから、「石」を意味する古語「クリ」からとする説など諸説がある。

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